SUKIKO KANNADUKI
2014年8月
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神無月好子/SUKIKO KANNADUKI
Hängen-Pazs

環境問題をはじめ、原発、社会問題などを、今までにない切り口で、わかりやすく馴染みやすく伝えるため、『GARCIA MARQUEZ』×『stop-rokkasho』のチャリティーコラボバックや、森林保全の『more trees』×『ANOTHER EDITION』×『HELLO KITTY』のチャリティーコラボバックの展開、執筆、講演会やトークショー出演、イベント開催など、多方面で活動中。



見知らぬ男性に撮影してもらった・・アイス・バケツ・チャレンジ!

暑い・・・そればっかり繰り返してしまいますが・・・
アツイ・バケツ・チャレンジでもいいんですけどね
アイス・バケツ・チャレンジで、はい、かぶらせていただきました
広まってほしいと思っています

 

みなさますでにご存知でしょうけれども(それだけ周知されたのもすごいね)
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)
ALS患者と患者団体を支援する募金イベント・キャンペーンです
http://www.alsjapan.org/-article-705.html

上記日本ALS協会にも寄付先があるし
下記の寄付先もあります
http://justgiving.jp/p/1521

Wikiにはこうあります
『まず「アイス・バケツ・チャレンジ」を受けることを宣言してから、バケツに入った氷水を頭からかぶり、そして次にこのチャレンジを受けてもらいたい人物を2人から3人程度指名する。この様子を撮影した動画をFacebookやTwitterなどの交流サイトで公開してチャレンジ完了となる。指名された人物は同様に氷水をかぶるか、または100ドルをALS協会に寄付するか、あるいはその両方を行うかのいずれかを24時間以内に選択する。氷水はアメリカのスポーツ界では「祝福」を意味し、ALS患者のピート・フレイツの父親が元気付けたいという思いから氷水を頭からかぶっている。ただ、氷水を頭からかぶることや寄付をすることは強制ではなく、日本ALS協会も「無理はしないよう」要請している。』
http://ja.wikipedia.org/wiki/アイス・バケツ・チャレンジ

難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/entry/512

 

万人が納得するものはなく、これだけ大きくなれば批判も出て来てるようですけれど
わたしは参加の機会をいただき、ありがたくやらせていただきました〜〜
寄付100$ってあるけどそんなにないからもっと小額でも(ある人は多額でも! )いいし
氷水かぶって広げることに貢献するだけでもいいし
かぶらず寄付もしないけど人に伝えるだけでもいいし
24時間以内でなくたっていいし、風邪ひきそうならお湯でもよく
身体が弱ければ応援のみでよくなどなど、別に威圧的に受け取ることなんかなわよぉ〜
賛同した人は臨機応変に幅広い意味でそれぞれができることで協力すればいいじゃない♡

 

難病ではないですけれども、子どもの頃から障害というものが身近にあったのよね
親戚の叔父さんは足が悪くずっと器具をつけていました
小学校の同級生に知的障害児童がいて、クラスのみんなで面倒を見ていました
習字の筆をなめて口も顔も真っ黒になったりしてね〜
みんなで水道に連れて行って洗ったな〜〜だからなのかわかりませんが
背が低い人が高いところのものを取れない時に、背の高い人が力を貸すように
助け合うことは普通だと感じるし、大変だったり特別などとはあまり思わなかったけど
それでも子ども同士で面倒見るには楽でないことも多少あったという記憶があります
難病も障害も、老人介護などもね
長時間ともに過ごすご家族には、苦労と思わずとも、労力的には大変なことがあるよね
などなどいろいろ考えるのも今回のチャレンジのおかげです
昔、パラリンピックの某TV局のテーマソングの作詞のオーディションを勧めていただき
採用していただいたことがあるのですが、選ばれたのはそんな経験のせいなのか
かっこつけず、歌う方に寄り添った等身大の気持ちで書こうと思えたからかもしれません
今はいろんな社会問題に関わることが多い中で日々すごすわたしですが
とはいえ無名で微力でできることなんて限られてますけれども
原発、動物保護はじめこのblogやへーすぶっくでUPしてることと同じように
機会をいただいたこの件も参加させていただきます
今抱えていることだけでも時間が足りないくらいなので
ALSのことにすごくたくさん関わることはできませんが
縁あって関わったので、このくらいのことはやりたいです
ALSのキャンペーンですからまずそのことはもちろんですが、そこからさらに
他の難病、障害、社会問題などに多くの方が関心をよせ、協力や支援が集まる
そんな心温まる世の中にどんどんなっていくことにつながったらうれしい
ALS関係者の方も参加賛同した方も、多くの方がそういう気持ちでいるのでは・・・

 

それでですねぇ・・・わたしは氷水をかぶったわけなんですが
その動画がね、面白くないんです・・・
面白いっていうことをふざけてると受け取らないでほしいです〜〜
当事者はドキュメンタリー、そのありのままからでも多くの大切なことが伝わります
研究者は調査研究という大切なことをしているから論文が難しくても仕方ないかも
でも、当事者や研究者でない人たちが関心の薄いものを伝えるには?支援拡張には?
自分が伝えたいと思う社会問題を、どうしたら多くの人に見て聞いてもらえるかなと
一方的に伝えるだけではなく、見て聞いてもらえるように考える、工夫するような
見て聞いてくれる方への思いやりが必要ではないかと思っているんです
思いやりのかたちはさまざまよね
デザインがステキなものになるように配慮するのもその一つだし
あえてかっこつけないもののほうが伝わる層や年代だってあるし
面白さや明るさも必要だなって思ってもいます
明るくて楽しい世の中になるように取り組むんだもの☆
これは参加型キャンペーンだから参加するなら楽しくやりたいしね!
当事者でないわたしのつまらなくて暗い動画なんて誰も見たくないでしょー
なのに!な〜の〜に〜ただのつまらない動画でして・・・
あのですね、一人で撮影しようとしていたのです
ブリッコして小さな風呂手桶にしたわけじゃないのよ、一人暮らしでバケツなどないのよ
製氷機の氷だから自撮りロケハンしてるうちに溶けちゃったし(十分冷えてたけど)
まぁ・・・唯一面白いと感じてもらえるとすれば・・・
自撮りしようとマンションの1階に行ったところ、偶然1階の住人の方が通りかかったので
見ず知らずのその方に「あのぉ」と声をかけ・・・
明らかに20代の見知らぬ若い男性に四十路のBBAが水をかぶるおかしな動画撮影を頼み
ずぶぬれの頭でお礼を述べた・・・ことを笑っていただければと思います・・・
事情を説明し、ALSとチャレンジのことを話したところ、快く撮影してくださいましたが
さすがのBBAもアホなことまではできずだった・・・ことをお許しいただきたいわぁ
でも、これを通してまず一人、この件を知らなかった20代男性に伝わりました♪

 

もしもね、どっかで誰かに自己満足などと言われたってかまいませんけれども
自己アピなどではないですね、だって四十路BBAのずぶ濡れ動画って、何のマニアよ(笑)
少しでも良く映ったものでさえ控えたい年齢なのに、しかも嫁にも行けてないのに
こんな姿はUPしたくないに決まってますわ・・・
それよりももっとね、大切なものを感じてやってます

http://youtu.be/pWwn1OVhoQE
(つまらない動画ですがUPできないようなので一応リンク貼りました)

 

参加しないってのもそれぞれの考え方よ、いろんな人の立場、状況があるだろうからね
ただ、この件への批判の多さにはちょっと・・と思うところもあるかなぁ・・
例えばね、他の難病の方でこの件を良く感じない方がいたりとか
ALS関係者だけどこの件を好まないとかね
そういう方々にはわたしからは偉そうなことは言えません 、わたしは難病ではないので
でも、ネトウヨは問題外にしても、そうでない社会問題関係の人などからの批判はちょっと悲しいわ〜
万が一ね、これも例えばですが
ALSの患者さんや家族や支援者が批判された言葉に触れたり・・・
下手すると「あんたのとこはいーわよね」ってひがまれたり・・・
そんなこんなによって心が傷つかないことを祈ります・・・
そして今後の、寄付をはじめ社会問題活動がやりにくい雰囲気になったりなどの
いや〜な影響が出ないことも祈ります・・・

 

わたしは、今はだいぶ大人しくして譲歩しておりますが、原子力問題が無名のころに
内部の人たちには斬新すぎてついていけないというような企画をいくつかやりまして
批判をうけたこともあるし、今でも何かやるたびに批判がくることもあります
(友人知人はいつも応援してくれているけどね☆感謝)
自分勝手にやろうとは思わないしバランスも取りますし過去の歴史もとても大切で尊敬しています
でもその上で、それらプラス、さらに必要じゃないかと思うことがあります
わたしは専門家でも天才でもないので、その方々の言っていること、基本を大切にしながら
でもそこだけではできない、この目に見える必要なことは、やらねばと思うのです

 

コツコツ活動することはとても大切なことで、それなくしてこういったキャンペーンもありえません
でも、コツコツやるだけで問題が広まっていくラッキーな例は本当にわずかです
応援や理解がなければその活動の継続自体ができなくなることもあります
広く浅くはなるけれども多くの方が知るきっかけをつくることも、両方とも大切なことです
震災の何年も前から原子力の問題に関わってきた一人として
(自分は微力だと理解しているけれど) あんな大事故になる前に多くの方に伝える力なく・・
爆発が起きて、今も日々、放射能でも収束でも避難でも多くの方が苦しんでいる・・
事故が起きる前に原子力のない世の中を市民が選択できていたら・・
こういうことになるから原子力なんていけないっていうことを言っていたけのに、もっと広められていたら・・
力不足が悔やまれるんです

 

さて、このキャンペーンの件がプラスに働きますように、良い使われ方がされますように
注目し応援していこうっと


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