SUKIKO KANNADUKI
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神無月好子/SUKIKO KANNADUKI
Hängen-Pazs

環境問題をはじめ、原発、社会問題などを、今までにない切り口で、わかりやすく馴染みやすく伝えるため、『GARCIA MARQUEZ』×『stop-rokkasho』のチャリティーコラボバックや、森林保全の『more trees』×『ANOTHER EDITION』×『HELLO KITTY』のチャリティーコラボバックの展開、執筆、講演会やトークショー出演、イベント開催など、多方面で活動中。


月別アーカイブ: 3月 2014

ドキュメンタリー映画『遺言』〜原発さえなければ〜

みなさま、こんにちは〜
本日から、ポレポレ東中野にて
『遺言』〜原発さえなければ〜福島の3年間ー消せない記憶の物語
が上映されます

 

震災翌日、2011年3月12日から福島県に入り取材を続けた
フォトジャーナリスト豊田直己さんと野田雅也さんが2013年4月まで800日間
250時間撮影した、福島の人々に寄り添った記録が、3時間45分にまとめられています

 

先週、衆議院第一議員会館にて、議員やプレスに向けて
原発ゼロの会/子ども・被災者支援議員連盟が共催する
35分のダイジェストの試写会が行われました

渋谷や新宿を歩けば、夜とは思えないほど明るく
いたるところにビジョンの映像が流れ、とても電気が足りないとは思えません
白夜でもない限り、夜は暗いのが当たり前です
今の世の中では防犯上ある程度明るいのはいいかもしれません
でも、ギラギラしたあんな明るさは必要ですか?
・・・人の健康や命を犠牲にしてまで・・・

 

このドキュメンタリーに登場する方々は、同じ日本に住む人たちです
どこか遠く夢物語の中で起きていることではありません
日本中どこからでも、近郊アジアからでも、数時間で行けるところです
特殊な町でもないし、特殊な人たちでもありません
その彼らの置かれている状況や声が、どれだけの人に届いているでしょうか・・・
今でも、14万人もの人が原発事故のせいで避難生活を送っています
よく、原発事故を風化させてはいけないといいますが、とんでもない!
原発事故も被害にあっている人々の生活も
風化どころの騒ぎじゃない、現在も続いていることです
風化しているのは人々の記憶や意識じゃないかしら

 

原発事故では誰も死んでない?
「原発さえなければ」と書き残して命を絶たれた方がいるのに
原発事故で避難して一時帰宅した時に焼身自殺した方がいるのに
戦争も原発事故も経験、避難で迷惑をかけまいと命を絶ったおじいちゃんがいるのに

 

その方々の仲間や遺族の姿、言葉は・・・・

 

飯舘村は、持続可能でエコロジーな生活を村全体が目指す
とても美しいところだった
農業や酪農を営む人が多かった
でも、農業も酪農も、できなくなってしまった
大事にしてきた牛の命も絶たねばならない
連れて行かれるトラックに乗りたがらない牛
心を鬼にしてその牛の尻を押す酪農家の方々、どんな気持ちだったろうか

 

たった3年前だ、そして今もだ
同じ時を過ごしている人たちのことだ
この貴重なドキュメンタリーは、ポレポレ東中野だけでなく
全国で上映されるべきだ
学校の授業で必ず全生徒に観させるべきだ
観てなお原発を続けようなどと思う人などそういないだろう・・・
仕事がなくなるから必要だと思う人がいるとしても
他の仕事で生活が安定するなら原発である必要はない
今は全国で1基も原発は動いてないのに電気は足りているので
電気不足になるというのはもう問題外だ

 

社会的に弱い立場の人たちが、一番被害を大きく受けやすい
手話版、字幕スーパー版、点字でもいい、伝えなければとも思うしそれもいいが
とにかく健常者が観て、社会的弱者がいらぬ被害を受けない社会をつくっていかねば
今も、避難で負担がかかり亡くなる方=震災関連死数が震災による直接死者数を超えたり介護者が不足するなど
大変な問題になっている

 

人は心があり、知恵がある
本当に原発などいらないと思えば、では何が代わりにできるのか
その仕事に携わってきた人たちの生活を当面どう支えて行ったらいいのか
様々なアイデアが出てくるはずだ

 

福島第一原発事故の収束はもちろん、廃炉の問題
周辺都県に散らばった放射性廃棄物の置き場、処分先の問題
すでに2万4千トンも発生している使用済み核燃料の置き場、処分先の問題
どうやったって続いて行く、10万年先までも続くような困難な問題があるのに
これ以上また原発事故が起きたら、いったいどうするのか・・・
どう考えたって原発やめるしかない
過去から学べないなんて愚かすぎるもの

 

試写会は、すすり泣く声、目頭をハンカチで押さえる人ばかりだった
誰がこれを涙せずして観れるだろう・・・・
そういう日本であってほしい・・・・
ならばきっと良い方向に向かえる・・・・
そういう希望を失いたくない・・・・

 

会場には十数名の国会議員も観に来ていた
推進派の多い中で反対の声を上げて行くことは困難もあるだろうが
エネルギー問題の行く末は政治の場で決まる
ぜひ頑張ってほしいし、彼らがくじけないよう市民で支えていきたい

ですます口調もだである口調になってしまった・・・

 

お世辞はありません、本当にみんなが観てくれることを願います

 

映画に登場する酪農家「長谷川健一」さんの写真集『飯舘村』もぜひ
http://cnic.cart.fc2.com/ca1/122/p-r-s/

 
遺言〜原発さえなければ〜福島の3年間ー消せない記憶のものがたり
http://yuigon-fukushima.com/


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