SUKIKO KANNADUKI
2013年6月
« 4月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
神無月好子/SUKIKO KANNADUKI
Hängen-Pazs

環境問題をはじめ、原発、社会問題などを、今までにない切り口で、わかりやすく馴染みやすく伝えるため、『GARCIA MARQUEZ』×『stop-rokkasho』のチャリティーコラボバックや、森林保全の『more trees』×『ANOTHER EDITION』×『HELLO KITTY』のチャリティーコラボバックの展開、執筆、講演会やトークショー出演、イベント開催など、多方面で活動中。


月別アーカイブ: 6月 2013

 ♡韓国♡

みなさ〜ん!アンニョンハセヨ〜
先日、父の日と母の誕生日のためにお花を贈ろうとして
宅配便の伝票に宛名を書き忘れ
危うく平成のタイガーマスク伊達直人になるところだったスキコで〜す
ずいぶん暑くなりましたがみなさまはいかがお過ごし?
みなさまにそう伺っておいて、スキコこそ今年はあまり体調優れぬのですが
いやはや、元気になってまいりました☆

 

そうそう、春にですね、初めての韓国に行ってまいりましたの
韓流スターの追っかけで!?
たしかにわたし、昨年は1年かけて日曜夜23時からの『イ・サン』を観ましたけど・・
今年も毎週『トンイ』観てますけど・・(歴史物好きです)

今回は、スキコの一心同体双子隊のカオリンが震災以降いろいろと動いております
NPO法人原子力資料情報室が、韓国の『教保教育文化財団』さんから
生命や環境を守る活動を行う団体に贈られる賞の『国際部門優秀賞』を頂くことになり
カオリンも授賞式のため韓国に行くというので
韓流スターならぬ日本の凡人カオリンの追っかけ(同行ですね)しちゃったのです

21時半ころ、ワックワック〜♪しながら入国審査を通りカオリンたちと合流したのですが
一人だけ、原子力資料情報室の共同代表が、なかなか出てこないの
あれ〜?まさかね〜〜??なんて言いながら待っておりましたが・・・
何がまさかって、それはですね・・・あるんです、脱原発の人たちにはたまに・・・
激しい運動団体ではなく、穏やかな団体やシンクタンクのようなところでも
脱原発を掲げていると、『原発推進国では入国させてもらえない』ことが・・・
(逆に日本に来る脱原発の外国人でも、入国でストップかけられることあるのよ〜 )

 

数時間待てば入国させてもらえることもあるんです
でも、電話もコールはすれど出ない・・・
やっと電話が通じたところ!!!!!やはり〜〜〜〜
入国させられないので明日朝9時の飛行機で日本に帰れと
3時間近く待ちましたが、我々もホテルのチェックインを済ませなければいけないし
空港で夜明かしというわけにもいかないので、TAXIでホテルへGOGO
共同代表、アンニョンヒケセヨ〜〜〜
ホテルに着くと、翌日からいろいろとアテンドをお願いしている
韓国の脱核団体「エネルギー正義行動」の金福女さんが
なんと、深夜なのに心配してロビーで待っていてくれたの〜〜〜

 

それに、我々を授賞式にご招待してくれた教保教育文化財団の方と通訳の方は
深夜なのに仁川空港まで来て
私たちのゲストだから共同代表を入国させてほしいと交渉してくれたのよ〜
韓国の有名な教保生命の財団ですから立派なところですもの
「この人は入国させてはいけない」としか命令されていない入国審査スタッフは
なぜこの財団にご招待されている人が入国できないのか、と不思議に思っていたって

 

みなさまのご尽力叶わず事務局長は帰国となってしまい・・・
でもね、起きたことは残念なことだったけれども(とても穏健な事務局長なのに〜)
おかげで到着してすぐに韓国の人たちの優しさに触れることができました

1泊目は、ソウル中心部の明洞にも近い忠武路にあるホテル
金福女さんと、深夜なのに空港まで行ってくれた財団の方と通訳さんが
朝からホテルにお迎えに来てくださり(前夜遅かったのに、感謝)
コーヒーを飲みながら打ち合わせた後、ランチへ
大きな宮廷の景福宮の目の前で、ハングルを生み出した世宗大王や
豊臣秀吉の侵略を討った李舜臣の銅像がある光化門広場に面したビルのレストランにて!
ビルの中に秀吉を倒した時の亀甲船があったわー『亀』
韓国での初韓国料理!しかもあれは高級だったはず!美味しかった〜

 

そしてランチもそこそこに、アテンドの金福女さんと我々は
霊光(ヨングァン)というところに向かいました

下の地図の左下のYonggwangというところよ

出典:原子力資料情報室 NUKE INFO TOKYO

この地図に描かれているのは、韓国にある原発の場所と基数です
この6基も原発がある霊光に向かったのです
百済だったと歴史で習ったあたりね

 

すごいの、韓国いいわ〜。バスとワゴンのような大型車(6人以上乗車が必要)は
専用レーンがあって、ギュンギュン飛ばせるのね!

道なりはずっと左右が山というか、丘になっていて
葉の茂った木は少なくて、枝のような木が多かったんだけれども
その茶色〜い感じの丘に、このピンクの花がたっくさん咲いていて、とても綺麗なの
ツツジで、日本と違って先に花が咲いて、後から葉が出てくるんだってね〜
(花はチヂミに入れたりできるみたいよ)
そして、 黄色のレンゲキョウと、桜もたっくさん咲いていたわ〜
(ちょうど春だったからね〜いい時期に行けたのね)
霊光に近づくにつれて、赤土の大地がず〜っと続いてた
そこに黒いビニールがかかっていて、その下には高齢人参が育っているとのこと
(高速を走っていたので写真はないのよね)

 

車を飛ばせると言っても5時間はかかったかしら
やっと着いたと思ったのだけど、 もう遅いので原発見学は明日に・・
ではここはいったい??
http://www.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_3_10_1_6_1.jsp

そこは支石墓博物館・・・この超適当?なゆるキャラがよかったわ
韓国には支石墓遺跡がたくさんあって、ユネスコ世界遺産ですって(今知った!)
わたしもしかしたら人生で初の世界遺産かもしれない
ここはその一つの、高敞(コチャン)で、世界で一番大きな支石墓遺跡なんですって

 

そこから、金福女さんのお知り合いの家に向かったのだけれど
まぁなんてステキなのかしら、このお庭♡

外国人が想像する日本のように、日本人の私が想像してた韓国の家だわ
(お互いに古い時代のものを想像しているのはなんでなのかしらね?)
韓国の風水にちなんでいるのでしょうか、木々は家の裏に植えるんだそうですが
石を重ねてその間にお花を植えるこの裏庭の素晴らしいこと素晴らしいこと・・

でもお約束、この裏庭の丘の上にももちろん、もれなく支石墓キタ!

 

ステキなお家にもっといたかったけど〜〜
次に向かったのは、高敞(コチャン)邑城という、要塞だったところ
1453年につくられたらしいのです
その城壁の上一周1,684mを廻るといいと言われたけど、時間がなくてすぐ降りた〜

 

「獄」・・・牢屋ね・・・こわ〜い!

 

 

明日は霊光原発見学だし、夜も霊光宿泊だということで、いざいざ・・・
霊光のあたりは干潟、遠浅で、とても綺麗な海です

そして!待ってました〜待望の韓定食
たくさんのおかずは野菜のものが多いのね、いろんなキムチがあるし
蟹!ケジャンもありました
そして、イシモチという、霊光の名物だというお魚
写真のように干したものを焼いてあるんだけれども
これがもう、美味しくて美味しくて〜〜

左の女性が今回アテンドしてくれた優しくて面白い金福女さん
そして霊光で脱原発に向けてがんばっているおじちゃんたちです
右のお兄さんがなんとなくテイトウワさんに見えちゃって

 

韓国の原発すべてではなく、これは霊光原発とおじちゃんたちの特色だそうですが
(それでもやはり、韓国の他の原発の人もやる気になればできるんだと思う)
日本と違うのは、原発で働く職員や作業員の人たちと、いろんなことを話すところ
頻繁に会っているそうです

日本は箝口令、作業員の人たちは口止めされていて、話を聞き出したりできないもの
今、福島のことがこれだけ問題になっていても、モザイクと音声をかけなければ
現役の人たちからの話は、なかなか聞くことができない
話したことがわかれば、クビになって仕事がなくなってしまうものね

 

けれど、霊光の住民の方々と原発の方々は交流があるのよ
「民間原発監視機構」というらしいわ
何か問題があると、住民も原発の内部に入って、問題を確かめたりもするし
作業員から内部の問題を聞いたら、それを住民から政府のほうに伝えて(国営だから)
政府側も、それを改善するように努めるんですって
もちろん、今すぐ原発がなくなってほしいし
建設させないように一生懸命、脱原発の運動をしてきた
けれど、こうして建設されてしまった今は、とにかく、原発がなくなるまでは
事故を起こさないように、安全に運転するように、監視していくしかないと

 

ただ否定だけしていれば、閉鎖的な関係にしかならない
立場の違う相手とも、情報交換し問題を話し合える関係を築いて
相手を開放的で民主的な組織へと改変させていくことが、安全に繋がる
と考えているそうです、とても大切なことね

 

そしてそこからさらに脱原発を達成していくためには、政府側と対等に話し合えるよう
住民側も、自分たちの知識を高めなければだめだ
ただ反対運動をするだけでは、どんなに努力しても成功には結びつかない
という意見には、本当に同じ思いです
運動と知識を高める努力、そのどちらが欠けてもダメ
スキコもそういう気持ちで、カオリンたちと一緒に
別冊TWO SCENEを発行しているんだもの
こんなスキコだってそれなりに、自分なりにだけど、知らねば!と思えるんだから
みなさんならもっとできるわよぉ〜♪

 

ただし、事故が起きたら話は別!!韓国では、福島のような原発事故が起きたら
原発はすぐに全て廃炉になる
国民は動くし、原発の存続を許さないだろう
どうして日本は、あんな大きな事故が起きたのに、未だに原発がなくならないの?
という質問をされました・・・

 

軍隊があることを肯定するようなことはけしてなかったけれども
ただ、もし今日反対運動があったら
そこに昨日まで軍隊にいたという住民がいるかもしれない!
私たちは、機動隊との闘い方も知っているから、それは日本と違うかもしれない、と
けれど、日本で反対運動をしている人はすごいね、と言ってくれました
韓国は、何かあったら強く意思表示をできる国民性だから
何かあった時には、みんなで力を合わせて、民意で変えることができる
けれども、日本人の国民性では、それはとても難しい
そんな理解の少ない中でも、福島原発事故以前から
コツコツと頑張ってきた日本人を知っている
彼らは、韓国の原発建設反対にも駆けつけ、一緒に闘ってくれた、と

 

そして、福島第一原発事故が、世界に与えた影響の大きさも感じたわ
一緒に行動していた中学生の娘を持つスーザンさんは
福島原発事故以来、魚を食べるのが嫌で避けていると言っていました・・・

それから、霊光には放射性廃棄物の中間貯蔵施設の話があったんだけれど
彼らの反対運動のおかげで誘致されなかったのね
上の写真に写っている韓国のテイトウワ似さんは、銭湯に通っているんだけど
「お前たちが反対したからこの町に中間貯蔵施設が来なくなってお金が落ちなくなった」
と、町の誘致を推進していた人から数年間銭湯で毎日文句を言われ続けていたらしいの
けれど、311以降、ぴったりと言われなくなったんですって

 

いや〜、いろいろと、学ぶことが多かったです
すぐに、日本も同じようにやるのは難しいでしょうけれども
良いところはどんどん参考にさせてもらって、吸収して、がんばっていかなきゃね

 

ふぅ〜、旅はまだまだ続くので、霊光原発や財団授賞式やソウルのことは次回
♡韓国2♡、でいろいろと書きますね〜


カテゴリー: 未分類 |